暫定税率
暫定税率と言うものを聞いたことがありますか。
これはガソリン税などに上乗せされた税金のことです。
ガソリンだけではなく自動車の取得税、重量税などにも適用されています。
この始まりは1973年のオイルショックの時からです。
石油資源の節約と消費を抑えることを目的として税金が上乗せされたのです。
名称が暫定と言うことからもわかるように、いずれは見直しを行うはずだったのでしょう。
しかし、この税金が始まってから今まで見直しは行われてきていません。
民主党は2009年のマニフェストの中で、暫定税率の廃止を述べています。
この暫定税率の廃止も国民や経済界の注目度が高いものでした。
民主党内では暫定税率の廃止について足並みが乱れていると言われています。
すぐに廃止できない理由はちょっと複雑です。
暫定税率による財源は一般の財源と同じに扱われています。
それを廃止すると、単純に一般財源の額が減ってしまうということです。
廃止によってガソリンの価格は大きく下がりますから、国民にとっては魅力的です。
民主党もそれを狙っていたと考えられますが、それほど容易ではないということなのです。
もちろん、ここで廃止を先送りすることは国内での批判が大きくなることは間違いないでしょう。
対応を誤ると大問題に発展しかねません。
どのようなことでも、マニフェストに記載した以上は実現すること以外に理解を得ることは難しいと思われます。
暫定税率がどのようになっていくのかは今の時点では不透明です。
鳩山政権の本格的な始動により、注目を集めるようになったのです。