マニフェスト実行の難しさ
選挙を戦う時にはマニフェストを公開しなければなりません。
その内容によって国民は政党を評価することになるからです。
民主党は毎年マニフェストを作成しています。
2009年に民主党が政権を取った時のマニフェストの評価はどうだったのでしょうか。
子ども手当などが国民に対するばらまきであるとの批判がありました。
財源の補償もなく手当だけを考えるのであれば、それはあまりにもお粗末なものです。
国民に受けの良い給付金などをマニフェストに取り上げるのであれば、財源を明確にする必要があります。
2009年の総選挙の前に作成されたマニフェストではその点では評価できるものと言えます。
手当の財源として公共工事の見直しが上げられています。
ダム建設を中止するだけで1兆円ぐらいの財源が浮くことになるからです。
しかし、単純に中止するだけではいけません。
工事に関わった人たちの雇用問題が浮上することになるからです。
マニフェストに掲げたことは国民に対しての約束です。
実現できないようなことを書いてはいけないのです。
もちろん、民主党のマニフェストが100%完全であるということは言えません。
たくさんの批判的な意見もあります。
政権を取ってからマニフェストを実施していくまでには多くの困難があると考えなければなりません。
中には国民や関係団体などの反対によって実現できないものもあるでしょう。